“ふるさと納税”の支援から、地域社会の課題解決に支援領域を広げる
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12月といえば「ふるさと納税」の時期ですね。
実は、ネクスウェイのサービスは「ふるさと納税」の業務シーンでも利用されているんです!! 身近過ぎて、驚きですよね!!(^ ^)
そこで今回は「ふるさと納税」を含めた、
自治体のコミュニケーション支援を行う『自治体コミュニケーショングループ(以下、自治体G)』に部署の成り立ち・自治体支援を行う理由・展望等をお伺いしました。
この記事を通して、情報通信の領域を担うネクスウェイが、
「自治体のDXに特化した支援を行う背景」について
知っていただけますと幸いです。
今回お話を伺ったのは…?
よろしくお願いします!
自治体Gとは?
きっかけは、全国の自治体が実施している「ふるさと納税」の業務シーンでネクスウェイが支援できることに気づいたからです。
その通りです!
ふるさと納税は、生まれたふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度です。寄付のお礼として地域の名産品なども受け取ることができます。
その制度の裏で自治体は、寄付を頂いた方へ書類を郵送したり、寄付者が提出する書類に不備があった時には様々な方法で連絡をしたりと、負担が多いことが課題でした。
このような状況から、ネクスウェイが得意とする郵送やSMSのサービスで自治体の支援を行う『ふるさと納税支援グループ』が発足しました。
そうですね、ふるさと納税のご支援させていただく中で、
自治体にはふるさと納税の業務シーンに留まらない、コミュニケーション課題があることに気づきました。
またネクスウェイとしても、SMS(ショートメッセージサービス)送信サービス『SMSLINK』をリリース後、自治体からのSMSに関するお問い合わせも増えていることから、
幅広い自治体のコミュニケーション支援を目的に、『自治体コミュニケーショングループ』と名前を変えて、新たに出発をしました。
自治体Gは、自治体のご支援を通じて、地域のコミュニケーションを支え、あらゆる情報格差をなくし地域活性化の実現を目指している部署です。
自治体に対して、住民の方と自治体の間におけるコミュニケーションが円滑になるよう、企画・ご提案から導入後の支援までをサポートしています。
ご提案するサービスについては、『SMSLINK』をメインにしつつも、
SMSだけでは解決できない課題や自治体のニーズに合わせて、
ネクスウェイが展開する郵送/メール/FAXなどのサービスをご提案する場合もあります。
分かりやすい例でいえば、冒頭でもお伝えした、ふるさと納税業務支援のSMSだと思います。
ふるさと納税の業務シーンの中でも自治体によって様々あるのですが、例えば「寄付者に返礼品をお受け取りいただけなかった時の連絡手段」としてのSMSなどがあります。
元々はお電話で連絡を差し上げており、何度もお電話をかけ直すことは、自治体の負担につながります。
また、不備が解消しなければ、住民も不利益を被ってしまいかねません。
さらに宅配業者の保管期限もあるので、寄付者が返礼品が受け取れないという事態にもつながります。
寄付者は、電話の着信があるだけでは、何の用事かわかりませんよね?メールだと埋もれてしまう可能性もありますよね?ということです。
そのため、ネクスウェイのSMSを活用いただくことで、寄附者が自治体からの連絡に気づきやすくなったり、折り返しの連絡が増加したりと、SMSをきっかけに、ふるさと納税の受け取りがスムーズに進むようになります。
そうですね。ネクスウェイの強みは、
SMSやメール等の『デジタル』と郵送やFAX等の『アナログ』、
どちらも持ち合わせていることが挙げられます。
自治体は、幅広い世代の住民に対して平等に情報を届ける必要があるので、「適切な手段で情報を届けること」は重要だと考えます。
これを踏まえた時、様々なコミュニケーションツールを用いて、適切なサポートができる点が、自治体に喜んでいただけているポイントかと思います。
『SMSLINK』全庁導入
そうですね、ありがたいですし、それだけ幅広く、自治体における住民のコミュニケーションを支援できていると思うと嬉しいです!
三原市様は、個人を特定した通知物をお送りする際には「郵送」を使うことが多く、即時性に欠けている点に課題感を持っていらっしゃいました。
また、住民の生活様式が変化している中で、今までの方法だけでなく新しい情報伝達手段が必要と考え、コミュニケーション手段の拡充を目的に住民のスマートフォンに直接情報をお送りできるSMS配信システムの情報提供を求めていらっしゃいました。
その中で、コスト面についても評価いただき、全庁展開を実現することができました。
さらに、実際には現場の職員が日々の業務で利用することになるので『SMSLINK』のこだわりである、使いやすいサービス画面や操作性も評価していただけたのかなと思います。
その通りです。
今回の三原市様の場合は全庁(58部署)での導入であり、これは自治体G発足以来、初めての出来事です!
また外部調査によると、2024年4月の時点で全国の自治体で初めてのケース(※)でもありました🙌
これまでは自治体の中でも、一部、コミュニケーションに課題感の強い部署でのみ導入をいただいておりました。
課題を感じている皆様のご支援ができることも大変嬉しいことではありますが、
課題を多く抱えているはずの自治体のコミュニケーションを幅広く支援したいと思う中で、今回の導入は大きな意義を持つ節目になったと感じています。
現在は、全部署への導入を着々と進めさせていただいております!
全部署に同日同時刻に一括で導入!というのは難しく、
三原市様の方でも、「一体どんなところで、『SNSLINK』が利用できるのか」をトライしながら導入を進めてくださっている状況です。
またサービスをただ導入するだけにとどまらず、日本全国の自治体のデジタル化を行う上でのよきアドバイザーであり伴奏者となってくださっています。
これからの自治体G
やはり、自治体が発信する情報を、受け取るべき人々が漏れなく受け取れるよう支援をしていきたいです。
自治体がどれだけ良いサービスを構築して、どれだけ良い制度を導入しても、
住民に、適切な情報が届いていないこともあります。
だからこそ、自治体Gでは、このように生まれている情報格差をできる限りフラットな状態にできるようご支援させていただき、受け取る側の住民に寄り添ったサービスの導入支援もさせていただきたいと考えています。
また自治体に限らず、様々なシーンにおいて、特定の2者間におけるコミュニケーション課題は数多く残っていると思います。そのため将来的には、ネクスウェイの強みである、様々なコミュニケーション手段を用いて、地域の包括的なコミュニケーション設計もご支援できたら嬉しいです。
自治体Gの面白さ
圧倒的な「正解がないことに挑戦できる」点だと思います!
発足したての部署であり、各自治体の状況に合わせたご提案が必要になります。
そのため、日々の業務では自分で考えてご提案をする必要があります。
だからこそ、答えがないことに対して、自分で考えながら答えを探し、自らの力で進んでいける点は、このグループで働く面白さなのかなと思います!
そうですね・・・・・
地域のリアルな課題、今まで知らなかった課題を知れた時は、良かったなと感じます。
全国の自治体を支援しているので、時には交通網が発達しておらず、バスや電車が通っていないとか、タクシーもなかなか手配できないような地域にお伺いすることもあります。
ですが、実際に町の様子を拝見させていただくと、どんな方々が住んでいて、年齢層はどのくらいか、町並みは民家が多いのか、自然が多いのか、実際に自分の目で見て知れるんです。
実際地域に足を踏み入れて、人と触れることで、
自治体とのお話で課題感とか地域性の話が出た時にもリアルにイメージを膨らますことができています。
今後自分がご支援できる部分はまだまだあるなと感じ、今後に生かしていきたいなと思いますね。
学生のみなさんへ
就活では、目の前の企業に受かることを目標にしがちですが、
まずは、会社に所属する意味について考えてみるのはいかがでしょうか?
私自身、ネクスウェイに入社して、自分の知らなかった景色を仕事を通して見ることが出来るようになったように、会社に所属すると、会社の力を借りて自分のしたいことに挑戦ができるよというメリットも生まれます。
1人で起業した場合、まず自分でお金を集めて、何か1つの物を販売して、自分ですべてを賄わないといけません。ですが、会社に所属することで得られるメリットは何か考えてみると、自分はなぜ就職するのかが見えてくるはずです。
大変な時期だと思いますが、働くとはどういうことか、なぜ会社で働くのか、ご自身で考え、模索してみるのはいかがでしょうか?
皆さまのこれからを応援しています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、一定の領域に特化した支援を行う自治体Gを紹介しました。
この記事が、皆様の就活のお役に立てば幸いです。
【ご案内】
ネクスウェイでは一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくはぜひネクスウェイの採用サイトをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!
この記事は2024年12月18日時点の情報です
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