ネクスウェイのプロジェクト ~ゼロワン・プロジェクト編~
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本日は『ネクスウェイの新規事業創発プロジェクト』をご紹介します。
❚『ネクスウェイのプロジェクト』とは?
❚ この記事はこんな方にオススメです👤
2020年度からスタートしたゼロワン・プロジェクト、通称「ゼロワン」とはどのようなプロジェクトなのか、興味をもっていただけますと幸いです。
1.今回お話をお伺いしたのは…
今回は「ゼロワン」の運営者、そして参加者の5名にお話しをお伺いしました。
Kさん:ゼロワンの起案者。経営企画本部長を務める傍らゼロワンの全体設計。
A.Tさん:専務取締役に就任後、応援役という名のアドバイザーとしてゼロワンに携わる。
Iさん:ゼロワン事務局の運営リーダーを担う。
A.Yさん:ゼロワンの社内広報や資料作成など幅広くサポート。
Sさん:ゼロワンに参加者。ネクスウェイの基幹サービスの営業を担当。現在はゼロワンで採択されたアイディアを、新サービスとしてリリースするため奮闘中。
2.プロジェクトを実施することになった背景は?
Kさん:ゼロワンの実施は社長からのメッセージがきっかけです。
2019年度の終わりに社長から「新しくサービスを作れる会社にしたい」という想いをうかがいました。
しかし、新しいサービスを立案する『新規事業コンテスト』は既に実施されていましたが、実際の結果を見てみると、採用された事業は少なく、コンテストという仕組み全体を改善する必要があると感じました。
そこでゼロワンでは、新たな新規事業を創発するために、ただアイディアを出すイベントにするのではなく、新規事業のつくりかたを学べる場へと仕組みを変え、経営陣を含めた会社全体でサービスを作り上げるプロジェクトへと再始動しました。
3.プロジェクト開始時に設定したGOALは?
Iさん:ゼロワンを円滑に進めることは大前提に、GOALは2つ設定していました。
1つは、ゼロワンを「卒業」できる事業が生まれること。
ゼロワンは、実際に事業化を目指すプロジェクトであるため、適したアイディアが生まれ、参加者が事業の種を磨ける環境づくりを意識して取り組みました。
もう1つは、「新規事業を創発する雰囲気」を会社全体につくること。
ゼロワンに直接関わりがない人にも雰囲気を感じてもらえるように工夫しました。
A.Tさん:新規事業はどうしても孤軍奮闘になりやすい。「頑張れよ」とだけ言って放り出しては、新しい事業は生み出せないんです。だからこそ、参加者にとっても会社全体で雰囲気を高めることは非常に重要でした。
Sさん:僕は新規事業をつくりたくて、ネクスウェイに入社したんです。でも、入社してから1度も新規事業コンテストが開催されたことがなかったため、それまで個人的にアイディアを提案してはいました。
なので、ようやく会社として新規事業に取り組める場ができたと感じましたし、実際に新規事業をつくるフェーズに進めることに、やりがいを感じました。
4.GOAL達成のために、試行錯誤したポイントは?
Iさん:ゼロワンを「底上げ」する難しさです。
参加者それぞれの熱量や周囲で関わる人の熱量は同じではありません。ゼロワンで良い事業の種を作ってもらうためには、ゼロワンに対する認識や想いを全体的に「底上げ」する必要があると思いますね。
A.Yさん:そうなんですよね。「底上げ」したい一方で、まずはたくさんの人に参加してもらいたい気持ちもあります。
ゼロワンって、アイディアを生む人だけが参加するものではないんです。色んな役割の人がいていい。だからこそ誰もがゲーム感覚で、ちょっと面白いなって興味を持ってほしいと思っています。
あとは社内であっても、組織の意思と現場の意向ってやっぱりズレる瞬間はあるんです。ネクスウェイの事業ビジョンにあるような、伝える・伝わる・動かすの難しさは痛感しました。
どうやったらゼロワンを認知してもらえるか。日々試行錯誤です(笑)
A.Tさん:A.Yさんのお陰で、ゼロワンの認知は社内で高まっていると思うんです。でも、やっぱり、どこかイベントのように見えてしまうので、ネクスウェイという会社に根付かせるためにはまだまだ試行錯誤が必要ですね。
楽しくやることはできても、学びや気付きを深くするのは難しい。より新規事業に対して深く捉えていく方法は、試行錯誤中かもしれません。
5.プロジェクトによって得た結果は?
Sさん:僕は入社時から新規事業をやりたいと思っていて、正直良いアイディアと市場規模、そして最適なターゲットさえ見つけて投資すればうまくいくと思っていました。でも実際は違いましたね(笑)
新規事業には答えがないので、仮説立てて実行して、答えをつくっていくんです。既存事業とは頭の使い方が全然違うので、とても大変ですね。
ゼロワンを通じて新規事業の大変さを学ぶことはもちろん、体系立った学びを得ました。これはゼロワンに参加したからこそ得たものですね。
A.Tさん:僕から見ると、確実にこの1年で社内の空気は変わってきていると思います。まずは事務局を中心とした中心メンバーの変化かもしれませんが、目の付け所が進化したなと。ゼロワンに近いメンバーが変化の中心だとしても、十分に大きな一歩だと思います。
また、ゼロワンを通じて新規事業が身近に感じられることで、「よし、挑戦してみよう」と行動する社員が増えたし、周囲で見ている人も挑戦する仲間を応援する気持ちが高まってきました。
Kさん:確かにそうですね。ただ、ここから元に戻らないようにすることは必要だと思います。
そのために、ゼロワンの1年目はとても重要でした。これまでの新規事業コンテストや、事業をつくる取り組みよりもカジュアルに、答えがない仕事に取り組める空気を維持する必要はあると思いますね。
6.どんな人と一緒にプロジェクトに取り組みたい?
Sさん:今年のゼロワンは、チームで取り組めるように工夫されています。だからこそ本当にどんな人でも参加できると思うんです。思いっきり尖っている必要もない。どんな個性があってもいいんです。
ただ、ひとつ挙げるとしたら成長したい人ですかね。
僕、初めて自分が成長した実感を持てているんです。だからこそ成長したい人や、既存事業で頭打ちになっている人には、ゼロワン、オススメですよ。
Iさん:事務局の目線だと、「世の中の何かを変えたい!」といった熱い想いのある人はもちろんですが、「世の中のここが変わると嬉しい」ということにたくさん気付く人が向いていると思います。
A.Yさん:そうですね。あとはリスペクトがある人でしょうか。
相手の話を素直に聞く。フィードバックをちゃんと受け入れる。当たり前のことのようで、相手に対してリスペクトがないと実は難しいんじゃないかなと思います。
Kさん:そうですね。ゼロワンは、色々な人の関わりや、コミュニケーションでできています。何かをするときには、誰かと誰かが話しますよね。その対話の場では、それぞれの人に対してリスペクトや優しさがないと、真の意味で対話はできません。何か新しいものを生み出そうとするなら、リスペクトは大事ですよね。
きっとネクスウェイはこれから、新しいものを生み出すことができる会社になっていきます。ゼロワンのようなプログラムを利用して、個々人が能力開発をしながら、自分の良さも伸ばしていく。そんな風に働きたい人は、ぜひネクスウェイに来てほしいですね。
インタビューあとがき✍
ネクスウェイの未来を支える、事業をつくっていくゼロワン。
多くの人が熱量を注ぎながら関わっているからこそ、たくさんの想いを聞くことができました。
この記事を通して、新規事業の成り立ちに興味を持っていただけますと幸いです。
【ご案内】
ネクスウェイでは一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくはぜひネクスウェイの採用サイトをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました✨
また次回の記事でお会いしましょう~!
この記事は2021年10月13日時点の情報です
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