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ネクスウェイのプロジェクト~「ゼロワン・プロジェクト」編~

本日ご紹介するのは、ネクスウェイの新規事業創発プロジェクト。2020年度からスタートしたゼロワン・プロジェクト、通称「ゼロワン」は、どのようなプロジェクトなのでしょうか?


1、メンバー紹介

今回は「ゼロワン」の運営者、そして参加者にご登場いただきました✨

まずご紹介するのは、ゼロワンの起案者である加藤さん。2006年にネクスウェイへ中途入社し、経営企画本部長を務める傍らゼロワンの全体設計をされました。

続いてご紹介するのは専務取締役の荒野さん。2020年に専務取締役に就任後、応援役という名のアドバイザーとしてゼロワンへ関わっています。

そしてゼロワンの事務局として、運営を担う石川さんと有賀さん
石川さんは2016年にネクスウェイへ中途入社し、ゼロワンの運営リーダーを担っています。
有賀さんは2018年新卒入社。ゼロワンの社内広報や資料作成など、石川さんを広くサポートしています。

最後にご紹介するのは、ゼロワンに参加した須藤さん
2016年に新卒入社し、ネクスウェイの基幹サービスの営業を担当されていました。現在は2020年度のゼロワンで採択されたアイディアを、新サービスとしてリリースするために奮闘しています。

この後は、加藤さん(👓)、荒野さん(⛳)、石川さん(📗)、有賀さん(🖍)、須藤さん(🍫)として、インタビューを進めていきましょう✨

2、プロジェクトを実施することになった背景は?

まず、ゼロワンを実施することになった背景を教えてください。

👓:2019年度の終わりに、社長から「サービスを作れる会社にしたい」というメッセージがありました。ゼロワンのスタートはこのメッセージです。

もともと、2013年から2015年にかけて新規事業コンテストは実施していました。でもうまくいかなかった。理由を考えると、応募者は本気なのに、審査をする経営陣は本気だったのか?という話になったんです。

そこでゼロワンは、経営陣を含め会社が本気で取り組む必要がありました。新しい価値という領域で勝てるようにするためには、会社としては新しいコンピタンスが必要です。そして社員それぞれの立場に応じて、役割を明確にする必要もありました。

新たな新規事業を創発するために、ただアイディアを出すイベントにするのではなく、新規事業のつくりかたを学べる場にしたい。そのため、外部のパートナーさんにもご協力いただき、立ち上がったのがゼロワンなのです。

3、プロジェクト開始時に設定したGOALは?

なるほど。そして2020年4月に始動したゼロワン。
当初、どのようなGOALをそれぞれ目指していたのでしょうか?

🍫:僕は新規事業をつくりたくて、ネクスウェイに入社しました。
でも、入社してすぐに新規事業コンテストがなくなってしまったでんすよ。なので個人的にアイディアを提案してはいましたが、「ようやく新しい場ができた」という気持ちでした。すぐに応募を決め、実際に新規事業をつくるフェーズに進みたいと思いましたね。

📗:ゼロワンを円滑に進めることは大前提で、大きなGOALは2つありました。

1つは、須藤さんのようにゼロワンを「卒業」できる事業が生まれること。ゼロワンは新規事業を創発し、実際に事業化を目指すプロジェクトです。適したアイディアが生まれなければ、新規事業は「創発」されません。だからこそ、参加者が事業の種を磨ける環境づくりは意識して目指しました。

もう1つは、「新規事業を創発するぞ」という雰囲気を会社全体につくること。ゼロワンに直接関わりがない人にも雰囲気を感じてもらえるように工夫していました。

⛳:新規事業はどうしても孤軍奮闘になりやすい。「頑張れよ」とだけ言って放り出しては、新しい事業は生み出せないんです。だからこそ、参加者にとっても会社全体で雰囲気を高めることは非常に重要でした。

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4、GOAL達成のために、試行錯誤したポイントは?

では、GOAL達成のために試行錯誤している点を教えてください。

📗:ゼロワンを「底上げ」する難しさは感じています。
参加者それぞれの熱量や、周囲で関わる人の熱量は同じではありません。ゼロワンで良い事業の種を作ってもらうためには、ゼロワンに対する認識や想いを全体的に「底上げ」する必要があると思いますね。

🖍:そうなんですよね。「底上げ」したい一方で、まずはたくさんの人に参加してもらいたい気持ちもあります。
ゼロワンって、アイディアを生む人だけが参加するものではないんです。色んな役割の人がいていい。だからこそ誰もがゲーム感覚で、ちょっと面白いなって興味を持ってほしいと思っています。

あとは社内であっても、組織の意思と現場の意向ってやっぱりズレる瞬間はあるんです。ネクスウェイの事業ビジョンにあるような、伝える・伝わる・動かすの難しさは痛感しました。
どうやったらゼロワンを認知してもらえるか。日々試行錯誤です(笑)

⛳:有賀さんのお陰で、ゼロワンの認知は社内で高まっていると思うんです。でも、やっぱり、どこかイベントのように見えてしまうので、ネクスウェイという会社に根付かせるためにはまだまだ試行錯誤が必要ですね。

楽しくやることはできても、学びや気付きを深くするのは難しい。より新規事業に対して深く捉えていく方法は、試行錯誤中かもしれません。

5、プロジェクトによって得た結果は?

では、ゼロワンを通じて皆さんはどんなことを感じているのでしょう?

🍫:僕は入社時から新規事業をやりたいと思っていて、正直良いアイディアと市場規模、そして最適なターゲットさえ見つけて投資すればうまくいくと思っていました。でも実際は違いましたね(笑)

新規事業には答えがないので、仮説立てて実行して、答えをつくっていくんです。既存事業とは頭の使い方が全然違うので、とても大変ですね。
ゼロワンを通じて新規事業の大変さを学ぶことはもちろん、体系立った学びを得ました。これはゼロワンに参加したからこそ得たものですね。

⛳:僕から見ると、確実にこの1年で社内の空気は変わってきていると思います。まずは事務局を中心とした中心メンバーの変化かもしれませんが、目の付け所が進化したなと。ゼロワンに近いメンバーが変化の中心だとしても、十分に大きな一歩だと思います。

また、ゼロワンを通じて新規事業が身近に感じられることで、「よし、挑戦してみよう」と行動する社員が増えたし、周囲で見ている人も挑戦する仲間を応援する気持ちが高まってきました

👓:確かにそうですね。ただ、ここから元に戻らないようにすることは必要だと思います。
そのために、ゼロワンの1年目はとても重要でした。これまでの新規事業コンテストや、事業をつくる取り組みよりもカジュアルに、答えがない仕事に取り組める空気を維持する必要はあると思いますね。

6、どんな人と一緒にプロジェクトに取り組みたい?

では最後に、どんな人と一緒に働きたいか教えてください!

🍫:今年のゼロワンは、チームで取り組めるように工夫されています。だからこそ本当にどんな人でも参加できると思うんです。思いっきり尖っている必要もない。どんな個性があってもいいんです。

ただ、ひとつ挙げるとしたら成長したい人ですかね。
僕、初めて自分が成長した実感を持てているんです。だからこそ成長したい人や、既存事業で頭打ちになっている人には、ゼロワン、オススメですよ。

📗:事務局の目線だと、「世の中の何かを変えたい!」といった熱い想いのある人はもちろんですが、「世の中のここが変わると嬉しい」ということにたくさん気付く人が向いていると思います。

🖍:そうですね。あとはリスペクトがある人でしょうか。
相手の話を素直に聞く。フィードバックをちゃんと受け入れる。当たり前のことのようで、相手に対してリスペクトがないと実は難しいんじゃないかなと思います。

👓:そうですね。ゼロワンは、色々な人の関わりや、コミュニケーションでできています。何かをするときには、誰かと誰かが話しますよね。その対話の場では、それぞれの人に対してリスペクトや優しさがないと、真の意味で対話はできません。何か新しいものを生み出そうとするなら、リスペクトは大事ですよね。

⛳:きっとネクスウェイはこれから、新しいものを生み出すことができる会社になっていきます。ゼロワンのようなプログラムを利用して、個々人が能力開発をしながら、自分の良さも伸ばしていく。そんな風に働きたい人は、ぜひネクスウェイに来てほしいですね。

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ゼロワン・プロジェクトの皆さん、ありがとうございました✨

インタビューあとがき✍

ネクスウェイの未来を支える、事業をつくっていくゼロワン。
多くの人が熱量を注ぎながら関わっているからこそ、たくさんの想いを聞くことができました。

印象的だったのは、「ゼロワンの使命はネクスウェイとしての新規事業はどのように進めたらいいか、そして、何をもって新規事業なのかという大きな問いに答えを出すこと」というお話。ネクスウェイの未来が楽しみですね✨

(文:ナカガワ)




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