業界シェアNo1の『NEXLINK』が、サービス提供から10年を迎えられた秘訣
ネクスウェイのnoteをご覧いただき、ありがとうございます♪
⌚この記事は【10分】で読み切れます!
本日は『事業インタビュー』として、『NEXLINK』をご紹介します!
サービスの成り立ち、強みはもちろんのこと、ここだけの裏話もお伺いできました✨
記事の最後には、「このサービスに関わる面白さ」についてもまとめているので、どうぞご覧ください!
このシリーズをご覧いただけければ、
ネクスウェイの事業について詳しくなれます!
今回お話を伺ったのは……?
Iさん・Oさん「ありがとうございます!」
Iさん・Oさん「よろしくお願いします!」
業界シェアNo1を誇る『NEXLINK』とは?
Iさん「NEXLINKはインターネット上のブラウザから、FAXとメールの一斉送信ができるサービスです。」
❚ 学生の身近にも『NEXLINK』!?
Iさん「まず学生さんが想像しやすいシーンとして、メルマガの一斉配信があります。
世の中に出回るメルマガは、ほとんどが一斉送信が出来る仕組みを利用して送られていますが、その仕組みに「NEXLINK」が使われていることがあります。
学生さんに届いているメルマガの中にも、NEXLINKで送られているものもあるかもしれません!
ただ、『NEXLINK』をご利用いただいているお客様のほとんどが、toB向けにFAXを一斉送信するために、ご契約頂いております。
現状、家庭用のFAXの普及率も3〜4割なので、そもそもFAX使ったことがない学生さんも多いんじゃないかと。」
『NEXLINK』が業界シェアNo1の理由
Oさん「そうですね。『NEXLINK』は、
1988年にリリースされた『FNX一斉同報サービス(以下、FNX)』が元になっています。
1998年に『宛先自在同報サービス』、
『FNX 販促Navigator』と派生して、
FAX以外の送信媒体の普及と共に2006年頃には、
メールも送れる機能を追加した、メール同報サービス『FNX PlusMail』がリリースされ、現在のFAXとメールの両方が送れる『NEXLINK』に至っています。
なので、ネクスウェイのFAX一斉同報サービスの歴史で言えば、2023年で35年目を迎えており、ネクスウェイよりも長い歴史があります!」
Oさん「色々理由はあると思いますが、、
1つは35年前から改良を重ねているシステムに秘訣があると思います。
『NEXLINK』の裏側では、FNXの立ち上げ当時のシステムをブラッシュアップしながら、使われ続けているんです。
そのため、『NEXLINK』の仕組みは、多くのエンジニアによる試行錯誤の結果と知見が詰まっています。
2つめは、圧倒的なFAXを処理できるインフラとそれを維持できる体制です。
インフラも体制も、もし他社さんがFAX事業を始めようとしても、
用意できるものではありません。
なので、圧倒的なお取引数を実現できています!
最後は、画面操作のしやすさですね。
操作画面の設計者は私なんですが、どの位置にどんなボタンを置いたら、パソコンに不慣れな人でも感覚的に操作できるのかを考えぬいて画面を設計しました。」
Iさん「そうですね、1番はお客様へのサポート体制の充実だと思います。
というのも、直近ご契約いただくお客様の98%ぐらいは、FAXDMとして『NEXLINK』をご利用頂くお客様ばかりなんです。
ダイレクトメールと言って、一般家庭だと、ポストにチラシが届きますが、それのFAXバージョンです。
FAXDMは、自社の商品を宣伝する、などの目的でご利用いただいており、
事業部側では、原稿の作り方や送信する宛先、配信時間などをご提案するなど
ただFAXが送れる仕組みを提供するだけでなく、お客様の目的が達成されるようなサポート体制を整えています。」
❚『NEXLINK』のターニングポイント
Iさん「そうですね、10年前に『NEXLINK』を生み出した時かなと思ってます。
当時のネクスウェイは新規事業にかなり注力をしており、
その分、既存事業であるFAXサービスにリソースを投下できず、
FAXサービスの自社の市場シェアが落ち込んでいました。
その後、「ネクスウェイが地に足つけて稼いでいけるFAXサービスに再び注力すべき」という考えが、改めて社内に生まれたことにより、
お金も人もかけて『NEXLINK』を開発しました。
もしあの時がなければ、『NEXLINK』は今のサービス内容で誕生していなかったかもしれないので、ターニングポイントだったかなと思います。」
❚ 【裏話!!】『NEXLINK』は今のサービス内容じゃなかったかも!?
Oさん「そうですね、先ほどの話に関連して1つ裏話をすると...…
実は『NEXLINK』って、もともと、今とは違うサービス内容になる予定だったんですよ。
そうなんです(笑)
先ほどIさんからも話がありましたが、当時改めて「FAX一斉同報」に会社として舵を切ったことで、今の『NEXLINK』としてリリースしたんです。」
Iさん「そうでしたね!確か、以前のサービスではウェブページを作れる機能も備えるはずでしたよね?」
Oさん「そうです。お蔵入りになりましたけど、実際にはちょっと開発を進めてました(笑)」
FAX一斉同報サービスシェアNo1としての取り組み
❚ コミュニティーサイト『Movin’Lab』の開設
Iさん「現状、数千社ものお客様にご利用頂いている中で、
お客様から営業担当やサポートセンターへお問い合わせ頂く質問には、
「反応の出やすい原稿の作り方」や「キャッチコピーの決め方」など、原稿そのものに関するノウハウのお問い合わせをいただくこともあります。
我々もこういった質問にお答えしていますが、数千社のお客様のすべてのご質問に対応すると回答に時間がかかりすぎてしまったり、場合によっては、ご利用頂いているお客様のほうが詳しいこともあると思います。なので、お客様同士で原稿のクオリティや企画自体を高め合える環境があったらいいなと思い、コミュニティーサイト『Movin’Lab』を開設しました。」
Iさん「『Movin’Lab』を立ち上げて2年ほど経ちましたが、登録頂いている企業は千社以上集まりましたし、
お客様の中には、情報を積極的に発信してくれたり、質問に対して丁寧な返信をしてくださるお客様も増えていて、お客様同士で高め合う文化が形成されつつあります!
ただ社員が返答することもあるため、まだまだ成長途中の環境ではあります!」
❚ FAX業界に安心安全な将来を『安心ファクシミリ推進協議会』
Iさん「そうですね、こちらは7年前に『特定商取引法』の改正があって、
例えば、「個人宛てに、許可なくFAXなどを送ってはいけない」法律が新たに加わりましたが、
それ以前から一部では、違法性のある貸金業によるFAXも出回っていたので、「FAXDM=危ない、怪しい」というイメージが一部ついてしまっていました。
そこで、FAX業界の将来を考えた時、違法性のあるFAXを放置して、
より一層FAX業界のイメージが良くないものになると、正しい使い方をしているユーザー様のイメージも悪くなり、ゆくゆくはFAX業界全体が落ち込んでしまう可能性があると考えて、
同業他社と連携し、FAX業界全体でそういった違法性のあるFAXは排除していく協定を結びました。」
Iさん「そうですね。FAX業界全体がすごくクリーンなイメージになっているなと感じています。
というのも、数年前のFAXDMは、toBのマーケティングにおいて、
玄人向けのイメージだったのですが、
今はイケてるベンチャー企業も使いますし、大手人材系の会社さんにもご利用頂いているので、
マーケティングの手段として、コスパよく安心して使える手段と世間に受け入れられているように感じます!」
これからのFAXサービス
Iさん「『NEXLINK』がネクスウェイの中で1番多くのお客様にご利用頂いているおかげで、沢山の利益を創出できているのは事実です。
なので、新しい挑戦を支えていける会社全体の縁の下の力持ちになりつつ、お客様に喜んでいただけるシステムとサポートを提供し続けたいです。」
Oさん「エンジニア側としては、『NEXLINK』に限らず、
リリース当時はよかったサービスの仕組みが、今でも良いものとは限らないので、
現状で満足することなく、更に良くなるようにサービスと向き合います!」
『NEXLINK』を「売る」「つくる」面白さ
Iさん「営業側でいうと、1番いろんなお客様に会うことができるし、
モノを売りたいと思っている人に向けて、モノを売れるようにするという
1番シンプルなお手伝いができるので、
目に見えてやりがいを感じやすいサービスです。
お客様の喜びを自分の喜びとして捉えられる方には向いているサービスだと思います!」
Oさん「正直なところ、エンジニアとして『NEXLINK』ほど長い年月を経てもなお、多くのお客様にご利用いただき、高い売上を維持し続けているサービスに携われることは、滅多にないと感じています。
ただアーキテクチャ(構造)がちょっと古いので、
エンジニアとしての難易度は高いものの、
実際に使って頂いているお客様の声を聞きながら、サービスに携われることに喜びを感じられる人にはオススメの事業です!」
【ご案内】
ネクスウェイでは一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくはぜひネクスウェイの採用サイトをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!
この記事は2023年10月25日時点の情報です
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