就活時に将来を決める必要はありますか?【社員の考え方】
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今回はネクスウェイの社長Mさんに、就活と将来の疑問についてお聞きしました✨
❚『社員の考え方』とは?
❚ この記事はこんな方にオススメです👤
それではどうぞ!
今回のお話をお伺いしたのは?
大学生時代の会社選びはどのように?
私は東京大学の工学部の出身でバリバリの理系だったんですけど、当時、バブル全盛期だったので、普通に考えるとメーカー系や、理系から金融に行くのも1つの流れになっている環境だったんです。
でもその王道のルートには行きたくないなと思って。笑
だから、地元が好きだったので地元に帰る選択と、色んなご縁で面白い会社を見つける選択の2択で考えてましたね。
結果的にリクルートに決めたのですが、その理由として自分と違う種類の人間がたくさんいる環境を面白いと思ったからです。
私は普通の田舎の賢い子って感じだったんですけど、当時のリクルートは体育会系っぽいところがあったし、ひたすら実力主義という会社で、きっと面白いんじゃないかなと感じました。
新卒で地元に就職してから、東京に出たいと思った時に転職するのは大変だなと思ったんですよね。だからまずは東京で就職して、帰りたくなったら地元へ帰ろうかなと思いました。
全くないですね。リクルートの周りの先輩を見ても、リクルートから転職したり起業したりする人が多かったので。
だから、はっきりとこれをするといった将来を考えていませんでしたね。
1つの会社にこだわらなかったのはなぜ?
高校生か大学生の頃から、偶然の出会いや弾み、勢いみたいなものを大事にしたいと何となく思っていたんです。
昨日と同じことをしているとつまらないですよね。昨日と違うことをすると失敗するかもしれないけど、こんな失敗をするんだって1つ賢くなれるじゃないですか、そういう考え方が好きなんです。
色んなことがラッキーに働いたなと思っているんです。
今振り返ると、東大を出ていると「こいつは東大から来たやつ」という目で見られるんですよね。
私はその目線をすごく意識していて、「だから東大出身は使えない」と思われないように、先輩や上司から振られた仕事に対して、とにかく期待以上の成果を出そうと意識していたんです。
最初はネガティブな意識だったんですけど、ふと、ある仕事に対して期待通り、ないしは期待以上を返すと面白い仕事が来ることに気付いたんですよ。
だから仕事に対して、周囲の期待、期待以上のものを返すと、良い循環でどんどん面白い仕事が回ってくるようになって、その良い勝ちパターンに気付けたのも良かったですね。
1つにこだわりを持たないから、次に進める
概ねとんとん拍子なんですが、実は40歳の時に2社目のオールアバウトって会社をクビになって、一時期ハローワークに通ってた経験もあるんですよ。笑
それを挫折とは思ってないんですけど笑
2009年にリーマンショックという不況があって、オールアバウトも業績が振るわない時期があったんですよね。その時に創業からいた幹部クラスの人が解雇されたんです。
私がオールアバウトに行ったのは、リクルートから分社化した2000年の頃で、リーマンショックの時にはかなり経営に近い人になっていたので、責任を取る形で私も。
仕事見つかるかなってドキドキしながら、内心、ネタにできて、このシチュエーションは美味しいなとも思っていました。笑
家族ともそういう話をしてましたね。「会社クビになっちゃったよ~」って。笑
ショックはあったんですけど、解雇される経験ってなかなか無いじゃないですか。この窮地を乗り越えたら、きっと今後の役に立つだろうなと。
それと、自分からオールアバウトを辞めることはイメージしていなかったので、神様が「そろそろ潮時だから次に行きなさい」って言ってるんだろうなという感覚もありましたね。
会社選びは気楽に、でも価値観は一生もの
学生の面接をしていると、この質問をされることが多いんです。だから私なりの回答を持っているのですが……。
私は、どの会社に入っても成功するし、自分にとって有意義な時間、人生を歩むことはできると思うんです。
だから最初に入った会社で幸せか不幸せか、成功か失敗か決まることは無いです。
ただ、新卒として初めに入った会社のしつけって一生残るんですよ。会社の価値観が知らず知らずのうちに刷り込まれて、私が思うにその人の一生について回ると思ってます。
だから、この人たちと働くと気持ちが良いなと思える会社を選んだ方が良いと思いますね!
そう思える会社は、自分が潜在的に持っている在りたい姿と会社の価値観が近しいってことだから。
教育に関しては特にそうですね。今自分が何をやるべきか、何をやりたいかを自分で考える、余白は自分で考える、といった私が入った頃のリクルートの考えは反映されてますね。
ネクスウェイでは、半年に1回のミッション面談で業績や成長の目標を決めるのですが、この時にまず社員が上司に目標を提案するんです。
会社からのオーダーよりも先に本人の意志が問われるんですね。 違うカルチャーの会社から来た人からは、「目標は会社が決めるものでしょ」と思われそうですが。笑
でも、どっちが正解かというものでもなく価値観の問題なので、
どんな価値観を自分にインストールしたいのか、どんな価値観を持っているのかは見た方が良いですね。
まとめ
社長のインタビューはいかがでしたか?
私は、最初に入る会社で人生の成功も失敗も決まることはなく、どう自分で成功だと思えるために行動するかが大切だと感じました。
この記事を通して、どんな人生に出来事があったとしても、自分の解釈や思考で、その評価を変えられることを感じて頂けましたら幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!
この記事は2022年2月6日時点の情報です
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