
【福井ちゃんの未来観測Vol.6】「ワーママ目線での『働く』を教えてください!」ワーママ社員さんにインタビュー✨
皆さんこんにちは!広報お手伝いの福井ちゃんです!
福井ちゃんの未来観測シリーズも6回目になりました。今回のテーマは子育てをしながら働くこと。
実は、私がネクスウェイにジョインをして、一番最初に携わったお仕事がワーママ(ワーキングママの略)の新規事業でした。
以前から、子育てをしながら働くことの大変さやお母さん世代が働くことに関心はありましたが、ワーママという存在をより近しく感じられたきっかけは、この新規事業に携わったためです。
いつか私も結婚をしたり、子どもを育てる立場になったりということを考えると、どんな生活を送るのだろうとイメージをしたくなったのがテーマ設定の理由になります。
今回は、ワーママの新規事業時代にお世話になったワーママ社員の方にインタビューをしてきました!
しっかりお話をするのは、1年ぶりだったので、とても嬉しい時間となりました☺
それではどうぞ!
<今回のお相手>

原田 晶子さん
ニックネームはあこさん。2009年新卒入社。現在は医薬情報事業部の総合企画グループに所属。製薬メーカーさんや薬剤師の方に新しいサービスを使っていただき、より役立つサービスへ改善するお仕事をしている。
子育てをしながら働くビジョンを持たぬまま、ワーママになって。
――あこさんが入社した当初は、お母さんになっても働き続けているビジョンはありましたか?
元々私は、専業主婦志望だったの。笑
だから入社の時点で、結婚して子育てもしながら働くイメージは持てていなかったのが本音かな。
――結婚するまで働くことを考えて、就活していたんですか?
そうだね!
本当は卒業したらすぐに結婚したかったけど、大学の先生や、当時からお付き合していた今の夫にも、社会を知ることは大事だよと言われて、3年は働くことに決めたの。
だから3年でも成長できて、挑戦させてもらえて、いっぱい学べそうな会社を探して、ネクスウェイに入社したって感じかな!
――となると、入社した後に子育てしながら働き続けるビジョンがあったのですか……?
それも、実は違くって。笑
結婚して何かが変わると思っていたけど、何も変わらなかったから、そのまま働き続けていたんだよね。ネクスウェイでの仕事も楽しかったし!笑
そして、有難いことにそのまま妊娠して、産休に入って、あんまり考えずにことが進んでいってしまって……。
ビジョンがないまま、気付いたら進んでいたっていうのが近いのかも。
――気付いたら進んでいた、という過程の中で葛藤はあったりしましたか?
復職して、初めて子育てしながら働いたときはすごく悩んだね。
私自身、専業主婦の家庭で育って、母にずっと自分のことを見てもらったり、話を聞いてもらったりしたなという記憶がある中で、自分の母のような子育てができないことにギャップを感じて、悩んだ時期があったの。
復職してからは自分にいっぱいいっぱいで、子どもにしてあげたいことも満足にできなくて、自分って何やってるんだろう……と自己嫌悪になってしまって。
その時に、自分の理想としている子育てができないまま、働く意味ってあるのかなって、辞めることも考えていたかな。
自身で立ち上げたワーママ向け事業から、ワーママとしての自信が持てた
――そこから、どう「ワーママとして働けているな」と思えるようになったんですか?
いつからそうなれたかと言われると時期はわからないけど、ワーママとしてのやりくりの仕方や工夫を学んで実践していくことで、子育てしながら働けてるという自覚を持ててきたかな!
――そこに至るまでに、あこさんが新規事業として立ち上げたワーママ向けのコミュニティづくりの経験も生かされていますか?
確かに私の中で、色々なママの工夫や、考え方や乗り越え方を学べたことはすごく大きかったのかも知れない。
復職したての時に悩んだ経験から、ママの知恵を共有できれば、もっと多くのママが悩みを乗り越えられるのではないかと思って立ち上げたコミュニティで、色んなワーママさんの投稿を通して、ワーママレベルを上げられたのかもしれない。
――コミュニティ内の投稿は、あこさんにどんなことを与えたのでしょうか?
コミュニティ内の投稿で得られるのは、ワーママとしての工夫だけではなく、頑張りすぎていた自分に気付かされる機会でもあったの。
例えば、「洗濯物を畳まないで子ども毎のかごに入れて終わりにします」って投稿を見て、同じことをするわけじゃなくても、
私は頑張りすぎだったんだなぁと折り合いをつけられるようになったり……。
そうやって、理想の子育てを追い求めながらも、今の自分ができることとの折り合いをつけて、気を抜けるようになったことも大きいかも。
――ということは、コミュニティ内で多くのワーママさんと関わる中で、子育てをしながら働くことに対する心境も変わってきましたか?
うん!
私は元々、専業主婦志望ということもあって、仕事と両立していることで理想の子育てができないと思いがちだったけど、そういうことを思わずに前向きに過ごせるようになったね◎
――今、子育てとお仕事の両立生活はどうですか?
コロナになる前は、できる工夫を全部やって、どうにかこうにかの綱渡り状態の生活だったのね。
朝は自分の準備だけじゃなくて、子どもの準備もあるから朝5時半に起きてもバタバタするし、子どもって思い通りにいかないから、どうすればいいのかって必死に工夫ばかりしていたんだよね。笑
でも正直、コロナになって在宅勤務がはじまってからは、時間に余裕ができて、心にも余裕が持ててる。
時間に追われることが少なくなって、子どもを怒らずに済むようになったから、親子ともに心的負荷がなくなって、在宅勤務って素晴らしいなって思ったね!
お母さんである私・1人の大人としての私
――ここから話は変わりますが、子育てと仕事を両立することの意義ってどんなところにあると思いますか?
○○ちゃんのママである私と、1人の人としての私、の切り替えができるところかなと思う!
子ども中心の時間と、1人の大人として過ごせる時間の切り替えができることで、精神を保てている部分もあるかな。
あとは子どもがいたとしても、仕事をすることで○○ちゃんのママだけではなく、自分自身でいられる環境を得られることはメリットに思えているかなぁ。
子どもが大きくなると○○ちゃんのママという存在は必要なくなるから、それに不安になることもあるんだけど、自分自身でいられる場所を持っておくことは大切にしたいな。
――生活を切り替えられることや個人として過ごせることがメリットとありましたが、ワーママで得られたスキルが業務で生きることはあったりしますか?
私は育児も仕事も問題解決という共通点があると思っているの。
子どもに問題が起きた時にどうする?とか、子どもの今後や金銭面での計画を設計したりとかで、
リスクを先読みをしたり、段取りを立てたりってスキルは身についたけど、それはそのまま仕事にも役立っていると思う。
育児に関しても感情的になりすぎず、仕事のように客観視して取り組めるようになったね!笑
――では、ワーママ生活を経て様々な心境の変化があったと思いますが、今ワーママをどんな風に捉えていますか?
一番大きいのは、ワーママをポジティブに捉えられるようになってきたことかな!
はじめての復職の際、産休と育休で2年休んでいたこともあって、みんなに後れを取っている感じを抱いていて、仕事に関しても、積極的にというよりも迷惑をかけないようにって気持ちの方が大きかったの。
でも、お母さんをやっていくうちに身に着けた先読み力や段取り力が仕事でも活用できているなって成長を自分で感じられてきているのね。
だから今は、ママだから迷惑をかけないようにと思うのではなく、ママという側面を持つ私が貢献できるところはどこだろう?という視点に変われて、ワーママである私を前向きに見つめられていると思うな!
――素敵ですね✨ありがとうございました!
福井ちゃんまとめ
あこさんには、ワーママについてどんな想いを持っているのか、どんな捉え方をして子育てと仕事の両立生活を過ごしているのかを、リアルな目線から語っていただきました。
ワーママの新規事業に携わった時から「ワーママって大変な印象を持つかもしれないけど、ワーママの生活を楽しんでいる人や様々な工夫をしながら前向きに取り組んでいる人もいるんだよ」
とあこさんにお話していただいたことを、インタビューをしながら思い出しました!
実際にあこさんも前向きにワーママとしての生活を過ごされている方の1人で、近くで存在を感じながらかっこいいなと思う大人になっていきました。
前向きに捉えられるようになるまでに、様々な知見や気付きを経たことや色んな葛藤を乗り越えた経験がありましたが、
特に、ワーママ向けのコミュニティの立ち上げのお話にあった、同じワーママという境遇の仲間たちとの知恵の共有という部分はすごく大きかったのだろうと思いました。
そして、不安や知見を共有して分かち合えることはワーママのみならず、生きている中で不安を抱えたら大切なことだと思うし、今後生きていく中でも役に立つ考えだと改めて感じました♪
最後に、私自身も働くお母さんの姿を見て育ってきましたし、社会の流れを見ていても働くお母さんが増えてきました。
私自身も、お母さんであっても働きたい、社会に出て活躍できる人でありたいという意思がありますし、どんな境遇であっても働きたいという意思を持つ人間であれば働ける社会になることが理想だなと思っています。
そのための働きやすい職場づくりや、在りたい自分を尊重できる職場内のコミュニティを意識できる企業が増えていけば、もっと素敵な社会になっていくだろうなと感じました◎
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう!広報お手伝いの福井ちゃんでした🐣
(文・福井ちゃん)