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就活時に将来を決める必要はありますか?【就活生のギモン】

こんにちは、ネクスウェイのnoteをご覧いただきありがとうございます✨
広報お手伝いの福井ちゃんです🐣

⌚この記事は【5分】で読み切れます!

就活では、よく、
「最初のキャリアほど重要だ。」「最初に入った会社で人生が決まる。」
いわれませんか?

果たして、実際はそうなのでしょうか?

「どの就活生もが抱えるギモン」ということで、、、
今回は、ネクスウェイの社長である松森さんに、就活と将来の疑問についてお聞きしました✨

❚ この記事はこんな方にオススメです👤

・ファーストキャリアについて悩んでいる方
・社長のバックポーンを知りたい方

松森さんのお話からは、「ネクスウェイらしさ」が溢れておりますので、ぜひ「ファーストキャリアの選択がどう今後の自分に反映されるのか」を考えながらご覧ください↓


今回のお話をお伺いしたのは?

松森 正彦(まつもり まさひこ)さん
東大卒業後、リクルートに10年勤めたのち、現オールアバウトに転籍。その後楽天で楽天市場の編成業務に携わる。リクルート時代にネクスウェイの基幹サービスであるFNX一斉同報サービスの開発に携わった縁から2011年にネクスウェイへ入社。2019年に代表取締役社長に就任する。

松森さんの大学生時代の会社選びはどのように?

――まず松森さんが学生の時、会社選びの時はどんな事を考えていたのですか?

私は東京大学の工学部の出身でバリバリの理系だったんですけど、当時、バブル全盛期だったので、普通に考えるとメーカー系や、理系から金融に行くのも1つの流れになっている環境だったんです。

でもその王道のルートには行きたくないなと思って。笑

だから、地元が好きだったので地元に帰る選択と、色んなご縁で面白い会社を見つける選択の2択で考えてましたね。

結果的にリクルートに決めたのですが、その理由として自分と違う種類の人間がたくさんいる環境を面白いと思ったからです。

私は普通の田舎の賢い子って感じだったんですけど、当時のリクルートは体育会系っぽいところがあったし、ひたすら実力主義という会社で、きっと面白いんじゃないかなと感じました。

――地元での就職という選択肢を取らなかったのは、理由はありますか?

新卒で地元に就職してから、東京に出たいと思った時に転職するのは大変だなと思ったんですよね。だからまずは東京で就職して、帰りたくなったら地元へ帰ろうかなと思いました。

――……ということは、最初から1つの会社にこだわろうという考えではなかったんですか?

全くないですね。リクルートの周りの先輩を見ても、リクルートから転職したり起業したりする人が多かったので。

だから、はっきりとこれをするといった将来を考えていませんでしたね。

1つの会社にこだわらなかったのはなぜ?

――松森さんは色んな会社で経験を重ねてらっしゃったり、1つの会社にこだわらないという考えを持っていますが、それはどうしてですか?

高校生か大学生の頃から、偶然の出会いや弾み、勢いみたいなものを大事にしたいと何となく思っていたんです。

昨日と同じことをしているとつまらないですよね。昨日と違うことをすると失敗するかもしれないけど、こんな失敗をするんだって1つ賢くなれるじゃないですか、そういう考え方が好きなんです。

――では、偶然の出会いや弾み、勢いみたいなものを大切にこれまで人生を歩んでみて、どんな風に感じますか?

色んなことがラッキーに働いたなと思っているんです。
今振り返ると、東大を出ていると「こいつは東大から来たやつ」という目で見られるんですよね。

私はその目線をすごく意識していて、「だから東大出身は使えない」と思われないように、先輩や上司から振られた仕事に対して、とにかく期待以上の成果を出そうと意識していたんです。

最初はネガティブな意識だったんですけど、ふと、ある仕事に対して期待通り、ないしは期待以上を返すと面白い仕事が来ることに気付いたんですよ。

だから仕事に対して、周囲の期待、期待以上のものを返すと、良い循環でどんどん面白い仕事が回ってくるようになって、その良い勝ちパターンに気付けたのも良かったですね。

1つにこだわりを持たないから、次に進める

――では良い循環に乗って、とんとん拍子だったんですか?

概ねとんとん拍子なんですが、実は40歳の時に2社目のオールアバウトって会社をクビになって、一時期ハローワークに通ってた経験もあるんですよ。笑

――え!?笑 

それを挫折とは思ってないんですけど笑

2009年にリーマンショックという不況があって、オールアバウトも業績が振るわない時期があったんですよね。その時に創業からいた幹部クラスの人が解雇されたんです。

私がオールアバウトに行ったのは、リクルートから分社化した2000年の頃で、リーマンショックの時にはかなり経営に近い人になっていたので、責任を取る形で私も。

――どんなお気持ちだったんですか?

仕事見つかるかなってドキドキしながら、内心、ネタにできて、このシチュエーションは美味しいなとも思っていました。笑

家族ともそういう話をしてましたね。「会社クビになっちゃったよ~」って。笑

――そういう気持ちでいられるのは、すごいですね……!

ショックはあったんですけど、解雇される経験ってなかなか無いじゃないですか。この窮地を乗り越えたら、きっと今後の役に立つだろうなと。

それと、自分からオールアバウトを辞めることはイメージしていなかったので、神様が「そろそろ潮時だから次に行きなさい」って言ってるんだろうなという感覚もありましたね。

会社選びは気楽に、でも価値観は一生もの

――就活をする上で「最初の会社選びは重要だよ」とお話をされるのですが、松森さんはどう考えていますか?

学生の面接をしていると、この質問をされることが多いんです。だから私なりの回答を持っているのですが……。

私は、どの会社に入っても成功するし、自分にとって有意義な時間、人生を歩むことはできると思うんです。
だから最初に入った会社で幸せか不幸せか、成功か失敗か決まることは無いです。

――なるほど、少し気楽に考えてもいいんですね!

ただ、新卒として初めに入った会社のしつけって一生残るんですよ。会社の価値観が知らず知らずのうちに刷り込まれて、私が思うにその人の一生について回ると思ってます。

だから、この人たちと働くと気持ちが良いなと思える会社を選んだ方が良いと思いますね!
そう思える会社は、自分が潜在的に持っている在りたい姿と会社の価値観が近しいってことだから。

――リクルートの価値観を持っている松森さんだから、今のネクスウェイはリクルートの価値観を受け継いでいる部分もあるんですか?

教育に関しては特にそうですね。今自分が何をやるべきか、何をやりたいかを自分で考える、余白は自分で考える、といった私が入った頃のリクルートの考えは反映されてますね。

ネクスウェイでは、半年に1回のミッション面談で業績や成長の目標を決めるのですが、この時にまず社員が上司に目標を提案するんです。

会社からのオーダーよりも先に本人の意志が問われるんですね。 違うカルチャーの会社から来た人からは、「目標は会社が決めるものでしょ」と思われそうですが。笑

でも、どっちが正解かというものでもなく価値観の問題なので、

どんな価値観を自分にインストールしたいのか、どんな価値観を持っているのかは見た方が良いですね。

――なるほど!会社を見る時にしっかり確認します!

福井ちゃんまとめ

松森さんのインタビューはいかがでしたか?

私は、最初に入る会社で人生の成功も失敗も決まることはなく、どう自分で成功だと思えるために行動するかが大切だと感じました。

自分の声を聞き、自分の考えや意見を理解する力を持つことで、「どう考えているのか」「何をするべきか」「何をやりたいのか」という問いを持ちながら過ごしていこうと思います。

どんな人生の出来事があったとしても、自分の解釈や思考で、その評価を変えられることを感じて頂けましたら幸いです。


【お知らせ】新卒採用 募集中

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詳しくはぜひネクスウェイの採用サイトをご覧ください。


ここまでご覧いただき、ありがとうございました✨
以上、広報お手伝いの福井ちゃんでした🐣
次回のnoteも、読んでいただけたら嬉しいです☺






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