お客様インタビューから、ネクスウェイの事業理念を紐解きます。【河出書房新社様インタビュー】
読者のみなさま、ネクスウェイのnoteをご覧いただきありがとうございます。
インターン生の遠藤ちゃんです🐸
⌚この記事は【7分】で読み切れます!
突然ですが、読者のみなさまは『くもをさがす』という作品をご存じですか?
「メディアで話題」と本のオビに記載されている通り、数々の有名テレビ番組で紹介されるほど話題の作品で、刊行部数20万部(※)突破をしています。
その刊行部数20万部(※)突破を記念して、全国の婦人科にご献本されたそうなんです。(※2023年7月当時の刊行部数)
ネクスウェイもこのお取り組みに関わらせていただいており、どういう経緯で全国の婦人科へご献本をされたのか、またネクスウェイにお声がけいただけたのかなど、『くもをさがす』の出版社である河出書房新社様のご担当者様からお話を伺いました。
ネクスウェイnote初のお客様へのインタビューになります!
❚ この記事はこんな方にオススメです👤
話の随所にネクスウェイのお客様を支援させていただく姿勢、
事業理念「FOR MOVIN’ 想いを情報でつなぎ、躍動する社会をつくる。」が垣間見れますので、ぜひ注目してご覧いただけますと幸いです🙌
それではどうぞ~~↓
今回お話をお伺いしたのは?
中拂さん「こちらこそ、よろしくお願いします(^^)」
後藤さん「よろしくお願いします!」
中拂さん「ありがとうございます、そうなんです。」
河出書房新社様とネクスウェイ
中拂さん「河出書房新社の近年のベストセラーでは、
2021年に芥川賞を受賞した、宇佐美りんさん『推し、燃ゆ』、
刊行からもうすぐ40年を迎える俵万智さん『サラダ記念日』、
2016年に出版され、日本では累計120万部以上刊行しているユヴァル・ノア・ハラリさん『サピエンス全史 上下巻』、シリーズ累計840万部を超える『大人の塗り絵』などがあります。
河出書房新社は、創業140年近い歴史を持つ会社です。
詳しくはホームページをご覧ください!」
後藤さん「河出書房新社様には『NEXLINK出版ゴールドサービス』という出版社さんから書店さんに情報を届けるFAXサービスを30年以上ご利用いただいていますが、サービスを使う・提供するだけの関係に留まらず、大変お世話になっています。
例えば、「出版業界とFAX」という勉強会から業界同士の将来を見据えた話もさせて頂くなど、ネクスウェイとは長くて深いお付き合いのある会社様です。」
中拂さん「ネクスウェイのようなインフラ系の会社さんから、勉強会のお誘いいただくことは少ないので、私もとても印象に残っています。」
『くもをさがす』を婦人科へその背景とは?
中拂さん「『くもをさがす』は直木賞作家の西加奈子さんご本人が、乳がん治療の日々を綴った作品です。
西さんならではの笑える箇所も多く、全編医療というわけではないのですが、 治療当事者、そして家族、友人たちとの日々が、胸に迫る内容です。」
中拂さん「同じような経験をしている方に、絶対に届けたいと思ったからです。
『くもをさがす』は、実際の体験を基に書かれた内容で共感性も高いことから、西さんファンや小説ファンだけでなく、実際に同じような経験をされている方をはじめとする、多くの方に発信したいと考えました。
そこで、現在治療中の方、これまでに経験したことがある方、そのご家族に確実に届く場所を考えた結果、婦人科がある病院へ献本しようと決めました。」
裏側を支えるネクスウェイ
後藤さん「今回は、リスト会社様と河出書房新社様の橋渡し役として、病院リストを多く取り扱っている会社様をご紹介し、リスト会社様の紹介からリストの購入までお手伝いさせていただきました。
FAXをはじめとする、ネクスウェイのサービスをご利用いただいてるお客様の中には、自社の製品やサービスを知ってもらう(販売促進)手段のひとつとして、FAXをご利用されているお客様もいらっしゃいます。
そういったお客様の中には、FAXで届けたい先の送信先リストをお持ちでないお客様もいらっしゃいます。
そこで、ネクスウェイではリストをお持ちでないお客様に対して、リスト会社様のご紹介もしているんです。」
中拂さん「そうですね。それもありますが、
加えて、ネクスウェイさんは医薬業界に特化したサービスも展開していることをお伺いしたことがあったので、
もしかすると、医療関係者の方ともお取引があるのかなと思ったのと、
「情報を届ける」という観点でネクスウェイさんが思い浮かびました。」
中拂さん「特に有難かったかったのは、ネクスウェイさんが間に入ってくださったことで、リスト会社さんとのやり取りがとてもスピーディーに進められました。
通常のリストの提供というと、リストを提供して頂くまでに、長期で審査の通過を待ったり、打ち合わせが何回か入ったりと、長い時間がかかるイメージでしたが、今回は、必要最低限のやりとりと日数で進めて頂けたので、早くプロジェクトを動かすことができました。
ネクスウェイさんに間に入っていただけて本当に助かりました!」
婦人科からの反響
中拂さん「とっても嬉しいお声がたくさんありました!
いくつか紹介させて頂きますね!」
中拂さん「そうなんです。
普段、1冊の本をお送りして、こんなに嬉しい反響をいただくことは少ないですが、
今回は「読めてなかったから嬉しい」「自身で本を買って読んで感動したので、待合室用にも頂けて嬉しい」など、思った以上の反響を頂けて驚きました。
お送りする時点では、「本当に喜んでもらえるのか」「勝手に送って迷惑ではないか」と考えていましたが、お手紙から喜んで頂けていることが伝わり、今では多くの婦人科様から嬉しい反響を頂いています!」
ネクスウェイが想いを情報でつなぐ先
中拂さん「ネクスウェイさんには引き続き、出版社と書店さんとの情報のやりとりをサポートして頂きたいです。
現状、出版社は書店さんのやり取りにはFAXを使っています。
しかし、FAXは送る側も受け取る側もそれなりにコストがかかる通信手段であるため、このままの手段でよいのだろうかと考えることもあります。
メールやSNSなどもありますが、書店さんが100%見ている媒体がない状態なので、そういった面で、FAX以外の通信手段も多く展開するネクスウェイさんの力をぜひお借りしたいと思っています。」
後藤さん「そうですね、出版社さんから書店さんに向けた情報発信においての最適が何であるかは、現在ネクスウェイでも模索中ではあるのですが、
ネクスウェイと出版社さん、書店さんの3者が協力して、出版社さんからの伝えたい情報が、より書店さんに伝えられるカタチを一緒に見つけたいですね。」
【まとめ】ネクスウェイって本当に誰かの役に立っていた!
今回は、ネクスウェイのサービスをご利用頂いているお客様にお話を伺いましたがいかがでしたか?
実は、ネクスウェイの事業理念「FOR MOVIN’ 想いを情報でつなぎ、躍動する社会をつくる。」にはこんなメッセージが込められています。
今回、河出書房新社様のお取り組みに対して、ネクスウェイはリスト会社様のご紹介という形で「つながり合うきっかけ」をつくりました。
そして、実際にこのリスト会社様から紹介された医療関係者の方々からは、多数のお手紙を頂くほどの反響をいただいています。
ここからはあくまでも遠藤の想像ですが、ご献本された本を読んだ読者が、更に別の誰かにこの本をオススメするかもしれません。
そこで紹介された方がまた別の誰かにオススメをするかもしれませんし、
もしかするとその方が婦人科検診に行かれるかもしれません。
人が人の想いに共感する連鎖は、やがて、躍動する社会につながる。
だから、ネクスウェイは、
事業理念「FOR MOVIN’ 想いを情報でつなぎ、躍動する社会をつくる。」
を掲げるのかなと遠藤は思います。
ぜひこの記事を通して、ネクスウェイの事業理念を知っていただけますと幸いです。
最後に、今回記事に登場しました、西加奈子さんの『くもをさがす』を再度ご案内致します。
この作品は、乳がんの当事者であった作家の西加奈子さんが、ご本人の体験を綴られたノンフィクション作品です。
内容が少しでも気になった方は特設サイトから冒頭が読めますので、試しにご覧いただけますと幸いです♪
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
以上、遠藤ちゃんがお届けしました🐸
また次回の記事でお会いしましょう~!
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